やさしい眼科のお話(121)
新聞をヨム日(CL) 27/04/06
やさしい眼科のお話(122)
みどりの日(眼科学校検診) 27/05/04
やさしい眼科のお話(123)
気象記念日(お子さんの眼鏡) 27/06/01
やさしい眼科のお話(124)
ジョンとポール(はやり目) 27/07/06
やさしい眼科のお話(125)
コロンブス(CL) 27/08/03
やさしい眼科のお話(126)
クリーナーの日(メガネ) 27/09/07
やさしい眼科のお話(127)
目とめがねの旬間 27/10/05
やさしい眼科のお話(128)
タイガース記念日(ドライアイ) 27/11/02
やさしい眼科のお話(129)
クリスマスツリーの日(白内障) 27/12/07
やさしい眼科のお話(130)
官公庁御用始め 28/01/04
やさしい眼科のお話(131)
生活習慣病予防週間 28/02/01
やさしい眼科のお話(132)
花粉症記念日 28/03/07
やさしい眼科のお話(121)新聞をヨム日
今日4月6日は「新聞をヨム日」なんですね、たちばな社長!
日本新聞協会販売委員会が2003年に「よ(4)む(6)」の語呂合わせから制定したとのことです。4月は転勤や入学等で住いを移す人が多いことから、「これを機会に新聞を読み始めませんか」というキャンペーンが行われるんですね。
4月は生活環境が変わる方も多く、それを機会に眼鏡からコンタクトレンズに変えてみようと考える方も多いのではないかと思います。
コンタクトレンズはとても便利なものですが、少なからず、角膜に負担をかけてしまいます。特にソフトレンズは問題が起きても自覚症状に乏しく、知らず知らずに角膜の状態が悪くなっていることがありますので、3ヵ月に一度の定期検査をお勧めします。酸素透過性ハードレンズは1年に一度、新しいレンズに取り替えることがお勧めです。どうぞ眼科専門医にご相談下さい。
やさしい眼科のお話(122)みどりの日
今日5月4日は“自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ” 国民の祝日「みどりの日」です。元々は昭和天皇の誕生日である4月29日で、昭和天皇が生物学者であり自然を愛したことから1989(平成元)年から「みどりの日」という祝日とされました。2007(平成19)年から4月29日は「昭和の日」となり、みどりの日は5月4日に移動されたわけです。
学校では、そろそろ春の眼科健診がありますね。小学校の中学年から中学・高校と、視力の下がる人が増えています。この場合近視だと思われがちですが、中には逆に遠視だったり、かくされた目の病気のために視力が下がる場合もあります。特にお子さんの場合は、ピントを合わせる調節力が強いので、いわゆる仮性近視になっている場合もあります。お子さんの視力低下の原因を調べる検査として、調節麻痺剤の点眼薬を使う検査があります。この目薬をさして検査を行うと、近視・遠視・乱視の正確な度数を知ることができ、また同時に精密眼底検査も行うことができますので、目に病気がかくされていないかも調べられます。
学校健診で「要再検査」の用紙をもらったら、やはり一度眼科での検査をお受けください。学校からもらった用紙も持参いただき、結果を記入させていただきます。
やさしい眼科のお話(123)気象記念日
6月1日は東京気象台(現在の気象庁)が1884(明治17)年に制定した気象記念日です。その日に出された日本で最初の天気予報は “全国一般風の向きは定まりなし、天気は変り易し、但し雨天勝ち”という非常に曖昧なものだったそうです。
6月になりますと、春の眼科学校健診の結果を持って、眼科を受診した方も多いかもしれません。眼科を受診した結果は、どうだったでしょうか。仮性近視で点眼治療を受けた方もいるでしょうし、眼鏡が必要と言われて、ショックを受けた方もいるのではないでしょうか。
眼鏡が必要と言われた親御さん、お子さんの眼鏡がどうして必要か、納得されていますか?一言で子供さんの眼鏡、と言いましても、近視が進んでしまったので見えやすくするための眼鏡と、遠視・乱視の眼鏡では、その意味合い、必要性が違うのです。特に小さいお子さんで、遠視または乱視のための眼鏡が必要と言われた場合は、視力、視機能の発達のために必要なものなのです。親御さんが納得の上で、お子さんが眼鏡に早く慣れるように見守ってあげてください。
やさしい眼科のお話(124)ジョンとポール
今から58年前の1957年の今日、7月6日、ジョン・レノンは、共通の友人の紹介によりポール・マッカートニーと初めて出会ったとのことです。数日後、ポールはジョンのバンドに加入。ここからザ・ビートルズへの道が始まりました。
素敵な出会いのお話ですが、出来るならば病気とは出会いたくないものです。これからの季節は「はやり目」という結膜炎が流行してきます。結膜は、しろ目を覆っている透明な膜です。目のまん中の黒目(角膜)の縁から瞼の裏側まで続いています。この結膜が赤くなったり、腫れたり、瞼の裏にブツブツができたり、目やにが出たり、涙が出たり、痒くなったり、ゴロゴロしたりという症状が出たら結膜に炎症が生じていると考えられます。
「はやり目」は、結膜炎の中でも、ウイルスが原因でおきるもので、他の人にうつる危険性がある感染性の結膜炎です。はやり目であることがわかれば、家族や他の人にうつさないように、万全の体制をとっていただく必要がありますので、「たかが結膜炎」と考えないで、是非、眼科で診察を受けて下さい。
やさしい眼科のお話(125)コロンブス
1492年8月3日、コロンブスの一行はインドを目指してパロス港を出航しました。これがアメリカ大陸の発見へとつながりました。
夏休み真っ盛り、皆さんも夢を叶えられるように元気に頑張っていることと思います。夏休みの間にクラブ活動に力を入れている子どもさんたちも多いのではないでしょうか。スポーツをするに当たって、眼鏡からコンタクトレンズに変えてあげたい、と考える親御さんもいらっしゃるかと思います。
「何歳からコンタクトレンズが使えますか?」という質問も受けますが、子どもさん本人にしっかりとコンタクトレンズの利点と欠点を理解していただき、毎日の擦り洗い、装用時間の厳守、眼鏡との併用という大切な取り扱いの基本を守ることができるのであれば、使用することは可能だと考えております。しかし、やはりコンタクトレンズは目に少なからず負担をかけますので、使い始める時期は遅いにこしたことはないと思っています。
やさしい眼科のお話(126)クリーナーの日
今日、9月7日は「クリーナーの日」です。と言われても、「一体何のクリーナー?」っていう感じでしょうか。
寒い冬の日にバスに乗った時や、ラーメンを食べる時に、くもってしまって前が見えなくなってしまうメガネ。そんなメガネの悩みを解消してくれる「メガネのくもり止め」を開発した株式会社パールが、「メガネをきれいにして美しい視生活を」と提唱して、「ク(9)リーナ(7)ー」の語呂合わせから制定したのが「クリーナーの日」だそうです。
多くの方が、お世話になるメガネ。かけ外しは、必ず両手でしてください。置くときはレンズをぶつけないように気をつけて。外したときはケースに保管しましょう。クリーナーを使ってレンズを拭くと、かなりきれいになってスッキリ見えると思います。レンズを拭く際は、拭く方のレンズをしっかり持って拭きましょう。
「メガネは顔の一部です」大切にあつかいましょう。
やさしい眼科のお話(127)目とメガネの旬間
10月1日から10月10日までの10日間は「目とメガネの旬間」です。ご存知でしたか?
10月1日の「メガネの日」から10月10日の「目の愛護デー」までの10日間です。
日本眼鏡関連団体協議会は、メガネ愛用者の方がたに感謝の気持ちを表すために、毎年10月1日を「メガネの日」として平成9年に制定したとのことです。10月1日は 「1001」と表記することができ、両端の 「1」が メガネのツル、内側の「0」がレンズに見立てられ、メガネの形を表していることから、この日を「メガネの日」としたとのことです。
そしてご存知10月10日は「10.10」を横にすると眉毛と目のように見えるから「目の愛護デー」になりました。
大切な目です。自覚症状がなくても、年に1回、目の健診をお勧め致します。目の健診をご自分の誕生日や、この「目とメガネの旬間」に決めておくというのも忘れなくて良い方法だと思います。
やさしい眼科のお話(128)タイガース記念日
今日11月2日はタイガース記念日です。1985年にプロ野球の日本シリーズで、阪神タイガースが西武ライオンズを破って日本一になったことを記念して、タイガース後援会などのタイガースファンが制定したものです。このスマイルが発行される時には、もう今年の日本一が決まっているのですね。日本シリーズが終わると、プロ野球もストーブリーグに入ります。
ストーブをつけると空気も乾燥し、目も乾く感じになることがあります。ドライアイは涙の量の減少や涙の質の変化で、目の表面の角膜や結膜に障害が起きた状態のことです。
ドライアイという病名から目が乾く感じがすると考えられがちですが、目の表面の乾きによる症状は多彩で、目が疲れる、目が重い、目がショボショボ・ゴロゴロする、充血する、痒い、痛い、視力が下がった、まぶしい、目やにが出る・・・など、他の病気でも見られる症状が目白押しです。そこで視力検査など眼科一般検査を一通り行い、ドライアイが疑われた場合には、涙の検査になります。
ドライアイの患者さんは、およそ800万人と言われています。初期症状はとてもあいまいで、何となく目が疲れやすいという感じで、ご自分では気づきにくいこともあります。気になる方は、ドライアイの検査をお勧めします。
やさしい眼科のお話(129)クリスマスツリーの日
今日12月7日はクリスマスツリーの日です。1886年12月7日に、横浜で外国人船員のためにクリスマスツリーが飾られたことに由来しているそうです。
眼科の病名にもクリスマスツリー白内障がありますので、今回は白内障のお話を。
白内障とは、カメラのレンズにあたる水晶体が白く濁ってくる状態です。冬の寒い日に、外から家の中に入ったときに、メガネが曇って見えなくなってしまうように、目の中に曇ったレンズが入っているために、目がかすんでしまう状態が白内障です。
白内障の多くは、白髪や肌のシワと同じで、年齢とともに誰にでも起きる変化です。水晶体が濁り始めると、ものがかすんだり、二重に見えたり、まぶしく見えたりし、進行すれば視力が低下し、眼鏡での矯正ができなくなります。白内障の手術方法、手術器械も大きく進歩し、患者さんの負担も減り、手術後に良質な視力が回復できるようになりました。目のかすみを感じる方は、眼科での検査をお勧め致します。
ちなみに、クリスマスツリー白内障は、水晶体の濁りが結晶のようにキラキラと輝いて見える特殊なタイプの白内障のことで、珍しいものですが、見ると心が安らぎます。
やさしい眼科のお話 (130)官公庁御用始め
「新年 明けましておめでとうございます。今年も やさしい眼科のお話で、眼科に関連した目のお話を優しく易しくお届け致しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。今年も皆さんの目が健康で、明るい一年でありますことをお祈り申し上げます。」
今日1月4日は官公庁御用始めです。
官庁で年末年始の休みが明けて、その年の最初の事務を執る日です。
1873(明治6)年から、官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められており、4日が仕事始めとなっています。
当クリニックも今日から仕事始めです。
本年も、こんの優眼科クリニックは『患者さんに優しい眼科クリニック』をめざし、常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、診察させていただきます。予約の方を優先に、待ち時間が短くなるように努力しておりますので、ご来院の前に電話、メールでの予約をお願い致します。
やさしい眼科のお話 (131)生活習慣病予防週間
本日2月1日から7日までの1週間は生活習慣病予防週間です。
生活習慣病とは、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称です。
生活習慣病の多くは、不健全な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満となり、これが原因となって引き起こされるものですが、これは個人が日常生活の中での適度な運動、バランスの取れた食生活、禁煙を実践することによって予防することができるものです。
この生活習慣病予防週間は、生活習慣病を予防するために、健康づくりのための正しい知識の普及啓発を図るため、自らの生活習慣を見直し、行動変容を促すために必要な情報を提供することを推進する週間とのことです。
皆さんもこれを機会に是非、適度な運動、バランスの取れた食生活、禁煙を実践しましょう。
やさしい眼科のお話(132)花粉症記念日
3月7日は花粉症記念日とのことです。平成5年の今日、気象庁とNPO花粉情報協会が花粉飛散情報の発表を始めた日とのことです。
目のアレルギーのうちで代表的なものは、アレルギー性結膜炎です。春や秋など毎年決まった時期に起こりやすい季節型と季節にかかわらない通年型があります。季節型は花粉症の目の部分症状と考えることができます。
北海道での花粉症の原因となりやすい植物は、3~4月のスギ・ヒノキ科、5月のシラカバ属の植物、6~8月のイネ科植物、9月のキク科植物があげられます。旭川では特にシラカバ属の植物の花粉症の方が多いですから、まだ花粉症の季節には早いと思います。
花粉症は症状が強く出てから治療を始めるよりも、花粉が飛散する2週間くらい前から予防的に抗アレルギー剤の点眼を始めると、症状をうまく抑えることができる場合があります。去年、目の痒みに悩まされた方は、是非早めに眼科でご相談下さい。
こんの優眼科クリニックは
『患者さんに優しい眼科クリニック』をめざし、
常に『患者さんが自分だったら、自分の親だったら、自分の子供だったら』と考え、
診察させていただきます。
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