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こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は1015分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。

 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2016

こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は1015分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。

 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


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病気のアレコレ 専門医が答えます

 

最近、視力が落ちたような検査を受けた方がいいですか?

眼科で行う検査は痛みをともなうものはありません。ぜひ気軽に受診してください。

 眼科って、ちょっと馴染みがなく、なかなかかかりにくいですよね。

目の検査って痛くないのかな?って思い、ついつい億劫になっているのかもしれません。でも、どんな病気でも「早期発見・早期治療」が大切です。初めて眼科にかかる方と考えて、どのようにすればスムーズな診察が受けられるのかについてご説明します。  目は左右2つありますので、どちらの目に症状があるのか、いつ頃からなのか、教えてください。「視力が落ちた」と感じている方の場合、先に視力検査・屈折検査・眼圧検査をしたあとに診察になります。眼鏡が合っていないために視力が落ちている場合もありますので、お使いの眼鏡がありましたら、ぜひご持参ください。糖尿病や高血圧があると眼底出血を引き起こすことがありますが、かなり進行しないと自覚症状は出てきません。逆に見えにくいなどの自覚症状が出てきてからでは手遅れになってしまうこともあります。一見、目と関係ないと思われる病気(もしくは指摘されたことのある病気)があれば教えてください。

 視力検査は重要な検査の一つですが、ご本人の自覚検査です。見ようと目を細めることなく、リラックスして答えて下さい。はっきり見えなくても、輪の開いている方向がなんおtなくでも分かれば教えてください。視力検査は、裸眼視力(そのままの状態でどれくらい見えるか)、眼鏡視力(ご自分の眼鏡でどれくらい見えているか)矯正視力(一番ピントがあった眼鏡をかけた状態でどこまで見えるか)の検査を行います。さらに中年以降の方では、近くを見る力を調べる近方視力検査を行うことがあります。眼科医の考える視力の良し悪しは、矯正視力で判断することになります。屈折検査は目の度数を調べる検査です。近視があるのか、遠視があるのか、乱視があるのかを知ることができます。眼圧検査は、目の硬さを測るものです。緑内障は40歳以上の17人に1人くらいの割合で発症することが明らかになりましたが、自覚症状が少ないために、その内の8090%の方は眼科を受診していないといわれています。

 次に診察室での検査になります。目の表面に病気がないかを顕微鏡で詳しくみせていただきます。必要によって色素やレンズを使って、目の表面から目の中まで直接観察します。そのあとに、眼底検査を受けていただいて、目の奥に病気が隠されていないか調べます。目薬を入れて瞳を広げて検査する精密眼底検査があります。この目薬の検査を受ける場合は、4.5時間まぶしくなりますので、すぐには車の運転は避けてもらいたいと思います。もちろん後日改めて検査を受けることもできますので、相談してほしいと思います。 

 眼科で行われる検査は、どの検査も痛みをともなう検査ではありません。少しまぶしいと感じることはあるかとは思いますが、基本的には怖い検査ではありませんので、億劫がらずにぜひ、お近くの眼科を受診なさってくださいね。


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こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は1015分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。

 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 

院長/今野 優

 1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


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こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は1015分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。

 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2014

家庭医学の意外なホントQ&A

眼科で緑内障と言われました。緑内障とは、どのような病気ですか?失明しますか?

 

自覚症状がほとんどなく、視野が少しずつ狭くなる病気です。視野の欠けや狭まりは治療で元には戻せません。早期発見・治療が重要で、今ある視野を守りましょう。

 

 目の働きや構造はよくカメラに例えられます。黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目は虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜(カメラのフィルムにあたる部分)に焦点を結ばせる働きがあります。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができます。

 緑内障は視神経がおかされて、見える範囲(視野)が狭くなる病気です。視神経は100万本以上の神経線維の束で、網膜に映った像を脳に運ぶ、いわば目と脳をつなげるケーブルの働きをしています。電気器具のケーブルが接続部分で壊れやすいように、視神経も視神経乳頭と呼ばれる眼球からの出口の部分が傷害を受けやすくなっています。視神経乳頭に傷害を与える一番の原因は、眼球内の圧力(眼圧)と考えられています。

 目には一定の硬さがあります。これは、目の中で作られている水と出ていく水が丁度つり合っていて、目の硬さをほどよい状態に保っているからです。眼圧は血圧と同じ単位(mmHg)で測定されますが、正常の眼圧は1021mmHg です。眼圧が上がることによって、視神経乳頭の傷害が起こることは解明されており、以前は緑内障と言えば、眼圧が高いと考えられていました。しかし、日本人には眼圧が正常範囲に入っていても緑内障になる人が多いことが判明し、正常眼圧緑内障と呼ばれています。正常眼圧緑内障では、視神経の強度が関係しているとみられ、例え正常範囲内の眼圧でも、その患者さんにとっては負担になっていると考えられます。

 視神経がおかされると徐々に消失してしまい、その部分の情報は脳に伝わらずに視野が欠けてしまいます。しかし、視神経の傷害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行しているのが緑内障の怖い点です。

 緑内障による視野の欠けや狭まりは、治療で元に戻すことはできません。治療の目的は、緑内障がそれ以上に進まないようにすることです。早期に発見し、早くから治療を受ければ、失明に至らず視力を保つことができます。治療は視神経乳頭に傷害を与える一番の原因である眼圧を低くコントロールするということです。自覚症状がなくても、緑内障と診断されたら、治療通院を継続することが視野を守るために重要だと思います。

 また、緑内障は年齢とともに増加し、40歳以上の20人に一人の割合でみられるといわれています。特に症状が見られなくても、緑内障を発症しやすくなるといわれる40歳を過ぎたら、一度検査を受けてみることもあわせてお勧めしたいと思います。


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こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は1015分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。

 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


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こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 同クリニックの白内障日帰り手術は、折りたたみ式眼内レンズを用い、小切開無縫合手術を行う低侵襲な白内障手術として定評がある。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は1015分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。

 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


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家庭医学の意外なホントQ&A

白内障の手術は怖くありませんか?日帰り手術について教えてください。

 

不安を取り除くさまざまな工夫をしています。通常の白内障手術であれば日帰り手術で問題ありません。

 

 『白内障の手術は怖いんでしょ』と考えている患者さんは多くいらっしゃると思います。

 そもそも白内障とは、目の中でピント合わせの機能をつかさどる水晶体が白く濁ってくる状態です。冬の寒い日に外から家の中に入った時に、眼鏡が曇って見えなくなってしまうように目の中に曇ったレンズが入っているために、目がかすむ状態が白内障です。水晶体が濁り始めると、ものがかすんだり、二重に見えたり、まぶしく見えたりし、進行すれば視力が低下し、眼鏡をかけても視力が上がらなくなります。

 手術では目を小さく切開して器械を差し込み、超音波によって水晶体を柔らかくし、濁った中身だけを吸い出します。この最新技術を支える超音波乳化吸引装置は綿密な計算が可能なコンピュータを搭載していて、超音波によって砕いた水晶体を吸収し、できた空間に水分を流し込み眼球の形を保ちながら、手術をすることができる装置です。濁った中身を吸引した後に、水晶体の屈折力を補正するための眼内レンズを入れるという手順をとります。眼内レンズも、傷口を広げないように折り畳んで入れられる軟らかいものが開発されていますので、傷口が小さいままで済み、縫合の必要がありません。

 通常の白内障手術であれば、日帰り手術で問題ないと思います。日常生活リズムをくずさずに日帰りで手術を行い、早期に職場復帰という方には日帰り手術は向いていると思います。

 とは言いましても、手術のとき、自分はどんな状態なのかがわからないから、怖いですよね?全身麻酔はしないので、意識はあります。手術時間は1015分くらいで終わります。まばたきしてしまうかも?というのも、ご安心ください。器械でまぶたを強制的に開いているので、まばたきしたくても、手術中はできないようになっていますから、まぶたを怪我する心配はありません。刃物が見えたり、器械が見えたりして途中で怖くなるかも?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。指示されるまま、光を見ているだけで、いつの間にか終わっています。やはり、初めてのことは、何かと怖いと思われるでしょうけど、痛いことは一切ありませんので、どうぞご心配なく。当院では、平日のお昼休みに毎日お一人の方を手術しています。手術を受けてくださる方の不安を取り除くように様々な工夫をしています。

 進行した重度の白内障や、糖尿病や高血圧などの全身疾患がある患者さんに対する日帰り手術は困難ですので、入院設備や内科を併設した総合病院をご紹介することになります。

 白内障は加齢にともない誰にでも起こる病気です。目がかすんだり視力が低下して見えにくいなどの症状があれば、まずは診察を受け、その原因を確認してください。


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こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 とりわけ、低侵襲な白内障治療には定評があり、同クリニックでの日帰りの白内障手術件数は、2003年の開業以来、1500件にものぼる。

 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は1015分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。

 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2010

こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、緑内障治療や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 とりわけ、低侵襲な白内障治療には定評があり、同クリニックでの日帰りの白内障手術件数は、2003年の開業以来、1360件にものぼる。

  白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は1015分くらいで、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。

 同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。また、手術室には最新のクリーンルームがあり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった万全な治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し分かりやすく説明する。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


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病気にならないための健康知恵袋

最近、字が見えづらく困っています。単なる老眼でしょうか?

 

きちんと合った老眼鏡をかけることで、快適な視生活を取り戻すことができます。

 

 老眼といいますと「老けた」という印象をお持ちになる方が多いのですが、40歳を過ぎたあたりから始まりますので、実はまだまだ老けていない年代から老眼はおきているのです。

 まだまだ若いと思っている方でも、こんなことはありませんか?「本を読んでいる時、以前より腕を伸ばしている」「朝は見えている新聞の字が、夕方になると読みにくい」「本を読んでいて、ヒョイと目をあげると、ぼんやりと見えていて、ジッと見ていると、段々はっきりしてくる」「縫い物をしている時、手元が見えにくい」これらの現象は、老眼の症状の可能性があります。

  カメラの場合はレンズが前後に動くことによって、 遠く、近くにピントを合わせてくれます。私たちの目は、水晶体というレンズがその厚みを変えることによって、 遠く、近くにピントを合わせるのです。遠くの物を見る時に水晶体は薄くなり、 近くの物を見る時は水晶体がその厚みを増して ピント合わせをしてくれているのです。この素晴らしい水晶体の働きのおかげで、 私たちは、遠くも近くも良く見えるオートフォーカスの世界を 享受しているわけなのです。

 老眼とは、ピント合わせの働きをしている水晶体の弾力性が、 段々となくなってくるために、近くの物にピントが合わせにくくなってくる状態です。もちろん、ある日突然、水晶体が硬くなってしまうわけではありませんので、 段々と「アレッおかしいな」と思うことが 増えてきます。

 これら手元が見えにくい状況が出て来たら、 そろそろ近用鏡(いわゆる老眼鏡)のお世話にならなければいけません。 手元が見えにくいのに無理をしていると、 目の疲れ、肩凝り、頭痛などの症状を引き起こすこともあるのです。「老眼鏡をかけると老眼が進む」という誤解や、老眼鏡と聞くと急に老けこんだように感じてしまうために、老眼鏡は敬遠されがちです。きちんと合った老眼鏡をかけることで、快適な視生活を取り戻すことができるはずです。老眼鏡にも近用専用だけでなく、累進多焦点レンズ、パソコン用の近々両用など、色々なタイプの眼鏡があります。

 また老眼が始まる時期は、緑内障、加齢黄斑変性などの目の病気が起きてくる年代とも一致しています。老眼だからと思い込んでいるうちに、症状が進行していることが多く、検査をしてみて初めて重症だと気付くのが怖いところです。40歳になりましたら、年に1回は眼科を受診して、視力検査、眼圧検査、眼底検査を受けることをお勧めします。


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白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科治療」をモットーに掲げる、こんの優眼科クリニック」。今野優院長は温厚な人柄と誠実な診療姿勢で、頼れる眼科として、多くの通院患者から信頼されている。

 今野院長は大学病院などで、白内障手術を中心に、眼瞼手術や流涙症治療、眼感染症治療、ドライアイ治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 とりわけ、低侵襲な白内障治療には定評があり、同クリニックでの日帰りの白内障手術件数は、2003年の開業以来、1200件にものぼる。

 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で、主に中高年に多く発症し、加齢により進行する場合が多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能でもある。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。

 手術は局所麻酔で行われ、ほとんど痛みがない。3ミリ程度の切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少なく済む。患者からは「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」との声も寄せられるほどだ。同クリニックでは手術後のケアにも細心の注意を払い、視力回復のサポートにも万全を期している。

 また、手術室は最新のクリーンルームであり、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者や家族にとっても心強い。入院が必要な場合には旭川赤十字病院などと連携している。

 患者の立場にたった治療を実践し、丁寧な説明も忘れない。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するなど、細かい配慮も欠かさない。

 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページhttp://www.8341ganka.com(優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用してください」と情報提供にも余念がない。

 目の中は自分では見ることができず、視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年の罹患者が多いため、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けることをお勧めします」と、今野院長。また「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心がけてください」とも話してくれた。

 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約優先で診療。初めてかかる人でも電話・メールなどでも予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察している。受診の前に電話予約が好ましい。年齢を問わず、誰もが気軽に通院できるクリニックだと言える。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。20037月開設。医学博士。日本眼科学会専門医。


ホームドクター 2008

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白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科」をモットーとする「こんの優眼科クリニック」は2008年7月に開設5周年を迎えた。

 白内障の手術をはじめとする今野優院長の技術に加え、その温厚な人柄やスタッフの対応も好評で、地域の頼れる眼科として信頼されている。

 今野院長は大学病院などでは白内障の手術を中心に、眼瞼手術、流涙症治療、ドライアイ治療、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 特に低侵襲な白内障治療は定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施し、開設以来約5年間で980件ほどの手術実績がある。

 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で加齢により進行することが多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。

 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。3ミリほどの切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入する。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少ない。「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」と感謝されることも多いそう。手術後のケアにも細心の注意が払われ、視力回復のサポートは万全を期している。手術は待ち期間を少なくするため、休診日前日を除く毎日実施している。

 手術室は最新のクリーンルーム、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者にとっても心強い。また入院が必要な患者には日赤病院などとの病診連携も行われている。

 患者の立場になった治療を実践し常に丁寧な説明を心がけている。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するので、子どもや高齢の患者の家族にも好評。

 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用していただきたい」と紙面づくりにも積極的に取り組んでいる。

 目の中は自分では見ることができない。特に視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年以上の罹患者が多いですから、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けるのをお勧めします」と今野院長。「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心掛けてください」と話す。

 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約の人を優先に診療している。初めてかかる人でも電話・メールでの予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察しているので、便利である。受診の前に是非予約をお勧めする。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、20037月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2008

家庭医学のプチ常識

最近、物がゆがんで見えることがあります。どんな病気が考えられますか?

 

 「加齢黄斑変性」は、最近日本人に増えてきているといわれる網膜の病気です。目の一番奥には、目の中に入ってきた光が像を結び、物を見たり色を感じたり形を把握したりする網膜があり、カメラに例えますとフィルムの部分です。カメラのフィルムと違って、網膜は場所によって感度に差があるのですが、網膜の中でも、一番感度の高い中心部分が「黄斑」で、ここに出血やむくみができて見え方に異常が出るのが「加齢黄斑変性」です。原因ははっきりとはわかっていませんが、加齢による網膜の老化現象と考えられています。

  最初の症状として、ものがゆがんで見えることがあります。例えば「カレンダーの線が波打って見える」とか、「まんなかの線がちょっとうすく見える」ようになります。黄斑は非常に繊細なところなので、ちょっとの異常で症状は出てきます。ただ目の病気全般にいえることですが、両目で見ていると、良い方の目が病気の目の視力を補ってしまうため、片方の視力の異常をなかなか自覚できず、発見が遅れる原因になります。目の病気の早期発見のためには、時々片目を隠してみて、右でも左でも同じように見えているかどうかをチェックすることが大切です。

 網膜の下にあって見え方に異常を起こす新生血管の部位や大きさなどから、治療方法を決定していきます。腕の静脈に色素を注射し、その色素が心臓から眼球の網膜に送り出されてくる状態を見て、新生血管がどこにあってどのくらい広がっているのかを調べます。

 最近では、2004年に認可された「光線力学的療法(PDT)」という治療法が主流になってきました。これは、特別な色素を注射で体に入れ、黄斑の新生血管に色素が集まった時をめがけてレーザーを照射することによって、それまでは治療の難しかった、中心部にある新生血管だけを効果的に焼きつぶす治療法です。また最近欧米では、薬物療法が新しい治療法として注目を浴びています。この薬物療法は内服、点眼と違って、直接目に注射するという治療法です。日本でも近いうちに、実施されるのではないかと思います

 いずれにしましても、病気が進んでからでは、治療をしてもなかなか視力が戻らないので、早期発見、早期治療が大切な病気です。気になる症状のある方は、お早めにお近くの眼科を受診してください。


ホームドクター 2007

こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科」をモットーとする「こんの優眼科クリニック」は7月に開設5年目を迎えた。

 白内障の手術をはじめとする今野優院長の技術に加え、その温厚な人柄やスタッフの対応も好評で、地域の頼れる眼科として信頼されている。

 今野院長は大学病院などでは白内障の手術を中心に、眼瞼手術、流涙症治療、ドライアイ治療、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 特に低侵襲な白内障治療は定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施し、開設以来約4年間で760件ほどの手術実績がある。

 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で加齢により進行することが多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。

 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。3ミリほどの切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入する。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少ない。「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」と感謝されることも多いそう。手術後のケアにも細心の注意が払われ、視力回復のサポートは万全を期している。手術は待ち期間を少なくするため、休診日前日を除く毎日実施している。

 手術室は最新のクリーンルーム、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者にとっても心強い。また入院が必要な患者には日赤病院などとの病診連携も行われている。

 患者の立場になった治療を実践し常に丁寧な説明を心がけている。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するので、子どもや高齢の患者の家族にも好評。

 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用していただきたい」と紙面づくりにも積極的に取り組んでいる。

 目の中は自分では見ることができない。特に視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年以上の罹患者が多いですから、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けるのをお勧めします」と今野院長。「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心掛けてください」と話す。

 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約の人を優先に診療している。初めてかかる人でも電話・メールでの予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察しているので、便利である。受診の前に是非予約をお勧めする。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、20037月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2007

先生、聞いてもいいですか?

白内障の手術って簡単なんですか?

 

日帰り、短時間で受けられる手術だが医師の指示を守り術後のケアは慎重に

 

 白内障の手術は短時間で済み、安全性も高いものではありますが、安易に考えるのは禁物です。総合病院では入院による手術が行われていますし、入院でも日帰りでも手術の内容は同じなのです。

  そもそも白内障とは、目の中でピント合わせの機能を司る水晶体が濁り、目がかすんでよく見えなくなる状態をいいます。手術は3ミリメートル切開して器械を差し込み、超音波によって水晶体を柔らかくし、吸引した後に人工水晶体と呼ばれる眼内レンズを挿入するという手順を取り、約15分ほどで行うことができます。医療技術の進歩により、今後はより小さな傷口での手術が可能になると考えられます。傷が小さければ小さいほど、術後の炎症や出血は軽くすみます。

 とはいうものの、どんな手術であれ合併症は起こり得ます。白内障の場合、一番怖いのは目をこすってしまうことにより感染を引き起こすというものです。当院では、翌日まで眼帯をしていただくことや、就寝時に保護眼鏡をかけていただくこと、翌日と2日目、4日目に来院していただいて診察を受けていただくようお願いしていますが、こういった指示は必ず守っていただきたいと思います。日帰りだからと軽く考えず「過ごしなれた自宅で療養する」という気持ちで無理せずに過ごしてほしいものです。なお、遠方などで通院が難しい患者さんには、自宅近くの医院を紹介し、そちらでの診察を受けていただいています。

 なお、進行した重度の白内障や、糖尿病や高血圧などの全身疾患がある患者さんに対する日帰り手術は困難ですので、入院設備や内科を併設した総合病院をご紹介することになります。

 白内障は加齢にともない誰にでも起こる病気です。目がかすんだり視力が低下して見えにくいなどの症状があれば、まずは診察を受け、その原因を確認してください。


ホームドクター 2006

こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科」をモットーとする「こんの優眼科クリニック」は7月に開設4年目を迎えた。

 白内障の手術をはじめとする今野優院長の技術に加え、その温厚な人柄やスタッフの対応も好評で、地域の頼れる眼科として信頼されている。

 今野院長は大学病院などでは白内障の手術を中心に、眼瞼手術、流涙症治療、ドライアイ治療、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 特に低侵襲な白内障治療は定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施し、開設以来約3年間で550件ほどの手術実績がある。

 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で加齢により進行することが多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。

 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。3ミリほどの切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入する。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少ない。「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」と感謝されることも多いそう。手術後のケアにも細心の注意が払われ、視力回復のサポートは万全を期している。手術は待ち期間を少なくするため、休診日前日を除く毎日実施している。

 手術室は最新のクリーンルーム、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者にとっても心強い。また入院が必要な患者には日赤病院などとの病診連携も行われている。

 患者の立場になった治療を実践し常に丁寧な説明を心がけている。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するので、子どもや高齢の患者の家族にも好評。

 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用していただきたい」と紙面づくりにも積極的に取り組んでいる。

 目の中は自分では見ることができない。特に視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年以上の罹患者が多いですから、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けるのをお勧めします」と今野院長。「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心掛けてください」と話す。

 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約の人を優先に診療している。初めてかかる人でも電話・メールでの予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察しているので、便利である。受診の前に是非予約をお勧めする。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、20037月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2006

病気&クスリの新常識

角膜を守るためにもコンタクトレンズとメガネの併用習慣を

 

 私には「目に入れても痛くない」ほど可愛がっているものがあります。大学1年生の時からですので、もうかれこれ25年の付き合いになります。

 それは、コンタクトレンズ(CL)です。私は強度近視でCLなしでは人前には出たくないですし、CLの恩恵にあずかっている者の一人ですが、そのありがたいCLでトラブルを起こす方が非常に多いので、正しく使用していないために危険にさらされている方には、ついつい辛口になってしまう傾向があります。

 私のCLに対する考え方は、「CLはあくまでも目にとっては異物であり、きちんと使用しなければ目に害を及ぼす危険性のあるもの」ですが、「きちんと使用すれば安全であり、視力の悪い人にとっては非常に便利でありがたいもの」というものです。

  CLを使用する方に(既に使用している方にも)強調したいことは、「眼鏡と併用しましょう」ということです。角膜に必要なのは、酸素です。角膜は涙から酸素という栄養を受けていますので、正しいフィッティングで、酸素透過性の優れたレンズを、正しい使用法で装用しなければなりません。起きている時間帯に眼鏡をかけて、CLを装用していない状態の時間を持つことが大切です。お勧めは、お家に帰ったらすぐに眼鏡にすることです。CLは 眼鏡の代わりに使えるものですが、眼鏡の替わりに使うものではありません。

 いまや多くの人がCLを装用し、その数は1400万人を超えるといわれています。しかし、不適切な使用により、CL装用者の710%の人に眼障害が発生していると報告されています。

 自覚症状がなくても、角膜に問題が起きていないか、自分の使い方が目の負担になっていないかを、眼科専門医の検診で確認してください。

 大切な目です。CLは「目に入れても痛くないように」可愛がってください。


ホームドクター 2005

こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術が評判

丁寧な説明と親切対応が好評

 

 「患者さんに優しい眼科」をモットーとする「こんの優眼科クリニック」は7月に開設3年目を迎えた。

 白内障の手術をはじめとする今野優院長の技術に加え、その温厚な人柄やスタッフの対応も好評で、地域の頼れる眼科として信頼されている。

 今野院長は大学病院などでは白内障の手術を中心に、眼瞼手術、流涙症治療、ドライアイ治療、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視)、コンタクトレンズの診療に携わってきた。

 特に低侵襲な白内障治療は定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施し、開設以来約2年間で380件ほどの手術実績がある。

 白内障はカメラのレンズに相当する水晶体が白濁する疾患で加齢により進行することが多い。視力は徐々に低下するが、手術により視力回復が可能である。「手術を受ける時期は患者さんが不自由と感じた時でいいでしょう。目安は視力が0.7くらいでしょうか」(今野院長)。

 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。3ミリほどの切り口から白濁を吸引し人工のレンズを挿入する。手術時間は20分程度、傷が小さく縫合がいらないため、患者の負担は少ない。「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けていればよかった」と感謝されることも多いそう。手術後のケアにも細心の注意が払われ、視力回復のサポートは万全を期している。手術は待ち期間を少なくするため、休診日前日を除く毎日実施している。

 手術室は最新のクリーンルーム、隣接する立会室からは家族が手術を見守ることができ、患者にとっても心強い。また入院が必要な患者には日赤病院などとの病診連携も行われている。

 患者の立場になった治療を実践し常に丁寧な説明を心がけている。例えば視力に問題のある場合は眼底カメラや細隙灯顕微鏡を使い目の奥(硝子体・網膜・視神経)まで検査し、モニターに映し説明し、プリントした写真を渡す。また診察券には視力や検査結果を記入するので、子どもや高齢の患者の家族にも好評。

 さらに「詳細な情報を知りたい方は、ホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(月報)を活用していただきたい」と紙面づくりにも積極的に取り組んでいる。

 目の中は自分では見ることができない。特に視神経がおかされ、視野狭窄が生じる緑内障は自覚症状がほとんどない。予防と安心のためにも「中高年以上の罹患者が多いですから、40歳を過ぎたら年に一度は検診を受けるのをお勧めします」と今野院長。「コンタクトレンズは正しい使用と眼科専門医での検診を心掛けてください」と話す。

 バリアフリーの安心設計で、待ち時間対策のために予約の人を優先に診療している。初めてかかる人でも電話・メールでの予約が可能。平日は夜7時、土曜も午後3時まで診察しているので、便利である。受診の前に是非予約をお勧めする。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、20037月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2004

こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術を実施

優しさと笑顔があふれる病院

 

 20037月に「患者さんに優しい眼科」を目指し開院したこんの優眼科クリニックはスタッフが笑顔で対応してくれると評判だ。

 建物はトイレを含めて全館バリアフリーとなっており、車椅子の方も安心して受診できる。

 今野優院長は患者の立場に立ち、様々な工夫をする。そのひとつが電子カルテで診察後の待ち時間を解消した。またホームページ(アドレス・優しい眼科ドットコム)や院内報(優しい眼科通信・月刊)を積極的に作成し、情報を届けている。

 納得して治療を受けてもらうよう心掛け、カルテ開示やレセプト開示の希望にも応じている。

 今野院長は勤務医時代には、白内障の手術を中心として、眼瞼手術、流涙症治療(涙道チューブ留置術)、ドライアイ治療(涙点プラグ)、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視など)、コンタクトレンズ診療などに携わった。

 特に低侵襲な白内障の治療に定評があり、同クリニックでは日帰りの白内障手術を実施している。2階にある手術室は最新のクリーンルームとなっている。隣接する立会い室からは家族が患者を見守ることもできるため安心して待機できる。

 手術は3ミリの切り口から濁ったレンズを取り除き、直径6ミリの眼内レンズを折りたたんで目の中に入れ広げる。傷口が小さいため患者の負担が小さい。もちろん入院手術と同様、手術前後のケアにも細心の注意を払う。

 目の手術は怖いと感じていた患者から「こんなに楽になれるなら、もっと早く受けておけばよかった」と感謝されている。手術数も増え、待ち期間を少なくするため、休診日前日を除き毎日手術に対応している。

 白内障手術は「見えにくくなったときが受け時」で繰り返すことはない。ただ、まれに後発白内障が発症することがある。同クリニックの手術患者にはいないが、これはヤグレーザーを使い治療が可能である。

 コンタクトレンズの診療にも積極的で、眼科専門医での作成を勧める。便利なコンタクトレンズは正しく使用しないと目に負担がかかり、角膜内皮細胞が減少してしまうことがある。そのためにも酸素透過性の優れたレンズの着用と眼鏡との併用が大切だ。

 同クリニックでは目の健康を損ねていないか、注意を払って診察する。またステレオマイクロスコープ(顕微鏡)を使いコンタクトレンズの汚れや傷の確認もできる。今野院長自らコンタクト着用20年、眼鏡着用30年のベテランであるため、そのアドバイスは患者の立場を理解した上でのものだ。

 さて、春はアレルギーの季節、毎年目のかゆみで悩む人も多いはず。今年は夏が暑かったため、来年はアレルギー反応が高くなると予想されている。「毎年症状のある人は症状の出る1ヵ月前から抗アレルギー剤の点眼が有効です」と今野院長。

 さらに40歳以上の人には緑内障が多くなるため、自覚症状がなくても定期検診を勧める。

 同クリニック、平日は午後7時、土曜も午後3時まで診療しているので通院にも便利だ。

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、20037月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。


ホームドクター 2004

HEALTHLIFE

白内障は良性の病気。緑内障は早期検査・発見が大切

 

 白内障とは、カメラのレンズにあたる水晶体が白く濁ってくる状態をいう。冬の寒い日に、外から家の中に入った時メガネが曇って見えなくなってしまうように、目の中に曇ったレンズが入っているために、目がかすんでしまう状態を白内障という。

 水晶体が濁り始めると、モノがかすんだり、二重に見えたりし、進行すれば視力が低下し、眼鏡での矯正ができなくなる。

   これに対して緑内障は、視神経がおかされて、見える範囲(視野)が狭くなる病気だ。

 視神経は100万本以上の神経線維の束で構成され、網膜に映った像を脳に運ぶ、いわば目と脳をつなげるケーブルの働きをしている。電気器具のケーブルが接続部分で壊れやすいように、視神経も視神経乳頭と呼ばれる眼球からの出口の部分が傷害を受けやすくなっている。

 視神経乳頭に傷害を与える一番の原因は、眼球内の圧力(眼圧)と考えられている。視神経がおかされると徐々に消失してしまい、その部分の情報は脳に伝わらずに視野が欠けていく。

 「しかし、視神経の傷害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行しているのが緑内障の怖い点です。緑内障は眼圧検査、眼底検査、視野検査などから診断でき、これらは眼科で一般的に行われる検査です。緑内障は自覚症状がほとんどありませんので、眼科を受診した際に偶然発見されることが最も多いのです」とこんの優眼科クリニックの今野優院長は早期発見を呼びかける。

 

白内障は全身疾患がなければ日帰り手術も可能

 進行した白内障は濁った水晶体を手術によって取り除く方法が一般的に行われる。白内障は手術により視力を取り戻すことができる良性の病気である。

 「検査で白内障と診断されても、患者さんが苦にならなければ急いで手術を受ける必要はありません。いつ手術を受けるかは“ご本人が不自由を感じた時”だと思います。それほど安全な手術です。車を運転している方であれば、視力が0.7をきったら手術が必要です」(今野院長)

 手術は局所麻酔で行われ痛みはない。進行程度にもよるが、通常1030分程で終わる。最近の手術法は超音波乳化吸引術という方法が一般的で、3ミリくらいの傷から超音波の力で水晶体の濁った中身だけを吸い出し、屈折力を補正するための眼内レンズを挿入する。縫合の必要もない。

 「小切開無縫合超音波乳化吸引術を行うことにより、日帰り白内障手術を受けることもできます。日帰り手術を受ける患者さんは、通院できる方、重篤な合併症のない方、家族の協力が得られる方などが条件となります。材質の良い眼内レンズも開発されていますので、安心して手術を受けてください」(今野院長)

 緑内障による視野の欠けや狭まりは、治療で元に戻すことはできない。進行を止めることが治療の目的となる。眼圧を下げる点眼薬による治療を開始し、それでも病状の進行が止められない場合には、レーザー療法や手術療法が必要となる。日本緑内障学会の調査によると、40歳以上の5.78%が緑内障患者、およそ17人に1人、60歳代では13人に1人、70歳以上では8人に1人が緑内障であることがわかった。

 単なる目の疲れと自己判断せず、自覚症状の少ない緑内障から目を守るためには、40歳を越えたら目の検診を受けることが大切だ。


ホームドクター 2003

こんの優眼科クリニック

白内障の日帰り手術を実施

優しい眼科クリニックを目指す

 

 「患者さんに優しい眼科クリニックを目指したい」という思いから、クリニック名にはあえて本名の「優(すぐる)」を使用し、フルネームとした。2003726日に開院したばかりの最新クリニックである。

 明るく入りやすいクリニックにしたかったと話す通り、正面には大きなガラス窓を全面にあしらい、待合室には明るい陽射しが差し込んでくる。ウッドデッキにはエゾマツが飾られ、車椅子対応のスロープが設置されている。高齢者の中には靴を履き替えるのが大変な人もいるとの配慮から、院内へは土足とし、トイレを含めて全面バリアフリーとなっている。また、院内感染対策として、手洗いは自動給水、ジェットタオルを使用している。

 今野優院長は日本眼科学会眼科専門医であり、「糖尿病患者における網膜血流変化:長期追跡研究」という論文で医学博士を取得した。旭川医大助手時代にはハーバード大学医学部スケペンス眼研究所に2年間留学し、糖尿病患者の網膜血管の血流、緑内障患者の視神経乳頭の血流、点眼薬の視神経乳頭循環に与える影響などの研鑽を積んだ。

 また勤務医時代には、白内障の手術を中心として、眼瞼手術、流涙症治療(涙道チューブ留置術)、ドライアイ治療(涙点プラグ)、眼感染症治療、網膜硝子体疾患、小児眼科(斜視・弱視など)、コンタクトレンズ診療などに携わった。

 現在、同クリニックで特に力を入れているのが白内障の日帰り手術である。2階にある手術室は最新のクリーンルームとなっており、最新式の白内障超音波乳化吸引装置を設置し、日帰り手術を実施している。手術室には家族や関係者が見守れる立会い室も設けられている。

 「白内障の手術の進歩には目を見張るものがあります。以前と違い、およそ3ミリの切開のみで白内障を完全に取り除くことができます。また折りたたみ式の眼内レンズの登場で、手術時間も1020分ですむことが可能となりました」(今野院長)

 すべての診療にあたっては眼球模型を使いながら目の状態(角結膜・網膜)の画像を見せ病状を説明し、同意を得た上で治療を開始する。全身疾患(糖尿病や心臓病など)がある患者には内科のかかりつけ医との診診連携をとり、さらに高度な手術が必要な場合には病診連携を行っている。また、セカンド・オピニオンに対しても積極的で、希望者にはカルテの開示やレセプトの開示に応じている。

 同クリニックでは、平日は午後7時、土曜日も午後3時まで診療し、電子カルテの導入により診察後の待ち時間を解消した。電話・メールでの予約も受け付けている。「白内障がメインですが、糖尿病網膜症や緑内障にも対応しています。緑内障は40歳以上の17人中1人いるといわれており、老眼のせいだと思っていたら眼疾患だったというケースもあります。自覚症状が出てからでは遅いので、年に1回眼科検診をお勧めします。何か心配なことがあれば気楽にご来院いただければ幸いです」(今野院長)

 

院長/今野 優

1988年旭川医科大学医学部卒業。旭川医大医学部附属病院眼科、名寄市立総合病院眼科医長、市立釧路総合病院眼科医長を経て、93年旭川医大医学部眼科学講座助手。同年12月から2年間ハーバード大学医学部スケペンス眼研究所留学。その後、市立根室病院眼科医長、旭川医大医学部眼科学講座助手、市立士別総合病院眼科医長を経て、20037月こんの優眼科クリニックを開設。医学博士。日本眼科学会専門医。日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会、日本緑内障学会各会員。